かなりあ

スポンサー広告


スポンサーサイト

--.--.--  *Edit 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
*Edit TB(-) | CO(-) 

「漫画・アニメ感想・レビュー」
君に届け アニメ感想・考察(ツイッターのまとめ)


君に届け アニメ感想 On Your Mark爽子!(8~9話あたり)

2011.03.04  *Edit 

ep8「届け」の感想と考察

しかしアニメで見ると気が付かなかったことに結構気づくね。

爽子は「神様みたいだと思った」風早と「ひとりの男の子として好きになった」風早が同一のものとしてあったわけだ。「扉を開けてくれた」光そのものの風早と、等身大の姿を見せて、その豊かな優しさをくれた「男の子」の風早と。

そして爽子は「男の子」の等身大の風早を好きになったのに、「光そのもの」の風早がそこにかぶっていたからどちらも失う予感に怯えて動けなくなっていった。健人のいう「壁」を作って風早に「自分の欲=愛してほしい下心」をみられないようにした。「光」と「好きな人」を同時に失うなんて絶えられない 。
そう思って恐怖に動けなくなった。
風早に「愛してほしい欲」が爽子をがんじがらめにした。

この「愛してほしい欲」つまり特別なただひとつの気持ちを下さいと申し出ることは
「客観的に見て、そしてみんなが言うとおり陰気特権で構ってくれてる」だけの自分ができることだとは思えなかった。
その「根拠」が見いだせなかったといってもいい。
でも今週でついに爽子は走り出した。「風早君の好きな人が誰でももういい!」と

爽子は「風早の好きな人が自分かもしれない」=自分の好きを殺さなくてすむ、「光」と「好きな人」を同時に失わずに済むと安全地帯に気が付いたから走り出したんじゃない。爽子は今までのやり方通り「自分の心と向き合って」かけがえのない物を失うリスクがあっても「届けることが必要だ」と感じた

だから覚悟をきめて走り出したのだ。そしてそれは爽子にとって「恋の成就」=風早を手に入れること「だけ」が風早を失わない方法ではないと気が付いたということでもあると思う。「光」でしかない風早ではなく「等身大の一人の男の子」である風早はいつだって「誠実に」爽子の言葉を聞いてくれたから

この瞬間から爽子は「神様みたいな人」である風早ではなく「好きな男の子」である風早に、自分の偽りのない気持ちを伝えていこうと決めたのであり、ここで水晶のような憧れで固定されただけの「神様」ではなくていろんな感情をむけてくれた「一人の男の子」を選んだのだと思う。

それは今まで培ってきた「等身大の」風早と爽子の感情の交感に対する信頼がもとにあって、爽子の中にも確実にそれは息づいていて、だから形は変わっても、たとえ、風早に好きな人がいたとしても「失わない」。
風早はいつでも真正面から誠実に爽子の言葉を聞こうとしてくれた。
そんな人が「想いに応えられない」だけで関係を絶ってしまうことはない。
さらに言えばもし優しさから万が一風早が爽子の人生から「去った」としても
やはり爽子は風早を「失わない」のだと気が付いた。

爽子の中の「風早への想い」が失われるわけではないからだ。
人生においてつらいこともかなしいこともすべてが自分の糧になる。
爽子は自分のその生き方を思い出した。

一期では爽子が「周りに勝手に築かれた」壁をそのがんばりと生き方で壊していく物語だった。

そして二期では成長したゆえに爽子自身が作り出してしまった壁を「自分で」(もちろん周りの叱咤や応援を得て)壊す物語だ。

二期で爽子は自分で作った冷たい根雪のような壁を風早の間に築いてしまった。
それが何より大事な風早を傷つけているのだとも思わずに。

でも友達、ライバル、第三者の言葉が風早を傷つけていること、それが自分の「歪み」からきていることを教えてくれた。

そして爽子は自分を見つめなおした。

On Your Markのときです。

内省によって、その根雪のような「壁」が壊れたとき、
爽子はその下から一斉に蕾が雪からはららいで出てくるように
風早への湧き上がる想いを自覚したのです。

だから
「風早君の好きな人が誰でも関係ない!今私は彼にこの想いを届けたいのだ。嘘をつかずに
そうなのだと誠実に伝えたいのだ」
と想いにつきうごかされるように走り出した。


二期ではじりじりさせられる長い葛藤と逡巡があったけれども、それを経て得られた爽子の覚悟は凄まじく愛おしい。そして「好きな人が自分を好きかもしれない」事をきっかけとして告白を決意するのではなく、結局恋でさえ「自分の心に誠実に」向き合うしかできなかった爽子の不器用な愚直さが愛しすぎる

そしてそんな理性と内省の申し子の爽子が「想いに突き動かされて」走り出さずにいられなかったその事実に激しく悶えるのでございます。

スポンサーサイト


にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
にほんブログ村
*Edit TB(0) | CO(0)

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

~ Trackback ~

トラックバックURL


⇒ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 ◆Home  ◆Novel List  ◆All   ◆通常ブログ画面  ▲PageTop 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。